「隠れ肥満です」
健康診断の結果を聞いて、ショックを受けました。体重は標準値なのに筋肉が少なく脂肪(ぜい肉)が多いことを示していました。自宅に戻り夫に告げると「隠れてないけどね」と、追い打ちをかけられました。そういえば、孫が泊まったとき、仰向けになって絵本を読んであげたら、「ばあば、ここどうしたの、痛い? プルプル震えているよ」と、言われました。二の腕の筋肉が落ちてプルプルしていたからです。しゃがみ込むと立ち上がるのが大変です。「よっこらしょ!」という感じです。バレーボールなどに夢中だった高校生のころ、体育の時間に走っていたら友人に「真貴ちゃんは、脚がプルプルしてないね!」と、うらやましがられたことがありました。それなのに、いつの間にか体中プルプルでした。
そこで、夫が体脂肪や骨格筋まで測定できる体重計を買ってくれました。夫も立派な隠れ肥満だからです。こうして運動習慣のない私の骨格筋アップ作戦は、酷暑のなか始まりました。
私は“一日8,000歩歩く”と目標を定めました。ところが、猛暑で外に出る気が起きません。そこで孫のために買ったトランポリンを使うことに。はじめのうちは、20回ほど跳ねては休憩していました。だから8,000回もジャンプするのはたいへんです。午前零時までにノルマを達成しなければならないので、23時半頃から毎晩、私は必死でジャンプしました。外出したら、エレベーターより階段を使うようにし、姿勢よく元気よく腕を振って歩くようにしています。
鳥のささ身肉をたくさん買ってきて、出汁にお醤油とショウガ、ネギを入れて、煮ました。それをきゅうりと和えたり、サラダに入れたりしてたんぱく質をとるようにしました。夏でもたくさん野菜が食べられるように鍋料理もしました。そんなに頑張っているのに、ついアイスクリームに手が伸びてしまいます。“おいしいものは糖と脂肪でできている”という言葉は本当だと実感しています。
こうして1ヶ月が経ちました。体重はわずかに増えているものの、皮下脂肪率は下がり、両脚、体幹、両腕の骨格筋がほんの少しですが増えているではありませんか! でも、油断禁物。入院などがきっかけで筋力はあっという間に落ちてしまいます。深刻な筋力の低下はサルコペニアにもなりかねません。近頃は、トランポリンでジャンプするとき、両腕を頭の上でパチンと合わせるようにしています。腕の筋力アップになりますからね。地道にコツコツ筋力貯金でプルプルから脱出します。
さあ、きょうもジャンプしようっと!